こんにちは!デザインプラスの「ひっしー」です。
大嶽山那賀都神社さんインタビュー「神社編」です。奥宮登拝編の続きになります。
こんにちは!TCDユーザー様へインタビューをしに、全国行脚している「ひっしー」です。今回はTCDテーマ「KADAN」をご利用いただいている山梨県の大嶽山那賀都神社さんへインタビューに行ってきました!インタビュー記事は「TCD公式サイト」からご覧ください。那賀都神社さんは標高が1,00...
聖域 那賀都神社さんの境内へ
奥宮登拝を終え、「道の駅 花かげの郷まきおか」に戻ります。山の上は8℃くらいでパーカーを着ていても寒いくらいでしたが、下山したとたん半袖でも暑いくらいでした。
ここからはレンタカーに乗り換えて、那賀都神社さんへ。約10分程度の道のりです。
駐車場から、いよいよ本間さんと那賀都神社さんへ向かいます。ちなみに本間さんの本業はガーデンデザイナーで本業のサイトでもTCDテーマ「VOGUE」を使用いただいています。大人気で数か月待ちの状態だそうです。
神社へ向かう参道です。奥宮とはまた違った空気が流れています。約20分程度登っていくと神社に到着します。
「ここはぜひ1人で色々考えながら登っていただきたい」と本間さん。清流のせせらぎや綺麗な空気を味わいながら、思うがままにゆっくり歩いてみます。
「神社に来る人は悩み事や願い事など、いろんな想いがあると思います。ただ、ここを歩いているうちに悩み事もちっちゃいなと思えるような場所なんです。」と本間さんの奥さん。この20分かかる道のりにも意味があるんですね。
しばらく歩いていくと、鳥居が見えてきました。銀色でカッコいい鳥居です。
境内の配置図がありました。こうやって見ると、相当広大な敷地です。
川が流れ、滝もあり、大自然に癒されます。那賀都神社さんは川に囲まれているので、どこにいても川のせせらぎが聞こえてきます。水は穢れを流し清める神聖なものなので、ここにいると浄化される気がします。それだけでも来る価値がありますね。
狛犬が出迎えてくれます。「片方の口が開いていて、片方が閉じているのは阿吽の呼吸、つまり全てお見通しだよということ」と本間さん。一つひとつに意味があるんですね。
インタビュー記事でも触れていますが、子宝の木として知られる「夫婦檜」です。生命力を感じますね。真ん中の盛り上がった部分が赤ちゃんに見えるので、実際に現地で見てみてください。
右の写真の天狗は宮司さんの祖父が制作されたのですが、その日によって笑顔だったり、怒っていたりと表情が変わっているように見えるそうです。私には何となく笑っているように見えました。
広い境内は見所がたくさんあります。
随身門です。とても細かい彫刻が施されています。道案内役の烏天狗は迫力がありますね。
山梨市指定文化財のご本殿へ
本来は拝殿が先なのですが、今回は一般の方は立ち入り禁止のご本殿を拝見させていただけることになりました。
お祓いをしていただいてから中へ。
すごい迫力です。明治の頃、1人の彫刻家が30年かけて本殿・神楽殿・隋神門をつくったと宮司さんが教えてくれました。30年ですよ!? 信じられないくらい長い年月をかけて完成させた情熱を感じます。信仰心がないとできませんね。100年間雨ざらしの状態だったみたいなのですが、今は周りに枠を作って保護されている状態です。
下には海の生物、真ん中は陸の生物、上には空の生物が彫られています。ちゃんと世界観がありますね。
貴重なものを見せていただき、ありがとうございました。
拝殿にて御祈祷を受ける
次は、拝殿です。
ここにも道案内役の天狗がいます。「天狗は神様の使いで、天狗がいるところには神様がいるという考え方なんですよね。日本人は神様を形で表さないので、神社でもご神体が見えないように扉が閉じていたりしますよね。心で神様を認識するんです。ただ、そうは言っても人は何か姿が無いと想像ができないので、天狗を神様の使いとして表現しているんです。」と宮司さん。
だから天狗が至る所にいるんですね。
拝殿に入ります。今回の旅の締めになる「御祈祷」を受けます。台帳に願いを書いて宮司さんに渡します。願い事は複数でも良いみたいなので、デザインプラスの「商売繁盛」と私個人の「家内安全」をお願いしました。
太鼓を打ち鳴らしながらの御祈祷です。体に太鼓が響いてきて、浄化される気持ちになりました。不思議とスッキリとした感覚で、実際に受けてみると違いますね。何事も経験なので、実際に受けてみてほしいです。
御祈祷の様子は「YouTube」でもご覧いただけます。
ご祈祷を終え、隣の和室へ。宮司さんの奥さまお手製の煮物やお茶をいただきました。体にしみるやさしい味で美味しかったです。普段平日は宮司さん一人の時もあるため、出せないこともあるそうです。
ここまで、早朝から約半日ほど行動を共にして、以前からの知り合いのような居心地の良い空気が流れていました。宮司さん夫妻や本間さん夫妻の優しい人柄がそう感じさせてくれたのだと思います。
宮司さんと本間さんに別れを告げ、帰路につきます。甲府駅からバスタ新宿へ。信玄公ともお別れです。
バスタ新宿から夜行バスで仙台へ。行きと同じ約10時間の道のりで、翌朝5:30に仙台駅に到着です。長旅でしたが、最高の体験ができたので、楽しい気持ちが続いていました。
そういえば、登山中も神社境内も携帯の電波が入らず、ほぼ半日デジタルデトックスの状態でした。たまにはデジタルから離れるのも良いものですね。
以上、那賀都神社さんのインタビュー編でした。
神社の事をあまり知らない私ですが、優しく受け入れていただけたことに感謝の想いでいっぱいです。皆さんもぜひ一度足を運んでみてください。きっと良い経験になると思います。
インタビュー記事は「TCD公式サイト」からご覧ください。
それではまた次回!
コメント